股関節の痛み
最近、股関節に障害を抱えた人が多くなっています。また、呼応するかのように、人工股関節の研究も進み、酷い方は人工関節手術をお受けになられた方もおられます。
股関節痛に関しまして、【三関節原理】というキーワードが重要になってきます。
「足関節・膝関節・股関節」これら3つは一つのシステムであり、それぞれ互いに影響を及ぼしあう」
という原理です。
そういう意味で、股関節が悪いからといって股関節だけの操作だけでは症状は中々改善いたしません。足関節&膝関節へのアプローチが必須になります。 このようなアプローチをして初めて、治りにくいとされる股関節の症状が改善されるのです。
(このことは膝痛にも言えます。膝が悪いからと言って膝へのアプローチだけではなく、足関節や股関節への操作が欠かせないのです)
また骨盤の安定には股関節の安定が大きく関わってきますので、骨盤のゆがみによる腰の問題とも直結します。 つまり「足首・膝関節・股関節・腰」は、どの部分にゆがみが生じても、そのゆがみが他の部位に転位し影響を与えてしまうのです。
したがって股関節に強い症状があったとしても、その症状の始まりは膝痛からであったり、足首の捻挫からきていたり、あるいはもともと腰痛持ちだったりと、別の部位のゆがみから原因がきている方が多いのです。
以上の【三関節原理】を踏まえ、股関節だけでなく適切な施術ポイントに操作を加えていくならば、必ず症状は改善に向かいます。 このように全体から個々の症状を考え、身体の関係性・関連性から施術することが、特にこの股関節の症状には必要な考えとなります。
股関節を一度悪くすると、症状がきつく、治りづらいものですが、決して諦める必要はありません。
手術が必要だと言われていても整体療法によって改善し、普通に日常生活を送っている方も多くいるのです。
独り悩んでいないで、是非一度来院して頂きたいと思う次第です。
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