20.　グラスフェッドプロテイン

プロテインが主食とまでは言わないが、一日に2～3回（40～60g）は飲んでいる。

 

毎日食べるものや飲むのは安心安全なものがいいに決まっている。

 

ということで私が飲んでいるのは「グラスフェッドプロテイン」。

 

グラスフェッドプロテインとは、牧草で育てられた牛の生乳から造られたプロテインだ。

 

広大な自然の中で主に牧草を食べてストレスなく育てられた乳牛だ。また、肥育ホルモン剤などを打っていないため、有害物質のリスクが少ない。

 

一方、「グラスフェッド」という表示がないプロテインは、グレインフェッドプロテインとも言える。つまり主に穀物を与えられ育った牛の生乳から造られたプロテイン（であることが多い）。

 

牛は草（葉、茎）など繊維のあるものを食べないと消化器官に障害を起こしてしまうそうだ。それに加え檻の中で育てられるため運動不足やストレスを感じ健康状態の悪い乳牛が多い。

 

もっとも注意しなければいけないのは、これらの乳牛にたくさん生乳を出させるホルモン剤（rBST）が使われている可能性が高いということだ。

 

 

rBSTを注射された牛からの牛乳・乳製品を摂ることでインシュリン様成長因子 IGF-1が増加する。IGF-1の血中濃度の高い男性の前立腺ガンの発現率が4倍、IGF-1の血中濃度の高い女性の乳ガンの発症率が7倍という論文が発表されている。

 

以上のことを考慮するとプロテインを飲むならグラスフェッドだろう。

 

なんとなくグラスフェッドというとオーガニックなイメージから高価な感じがするが、そんなこともなく通常のプロテインとほとんど値段が変わらない。

 

私が飲んでいるのはニチガのAUSホエイプロテイン　グラスフェッド。

 

3kgセットでたったの￥5,099。リーズナブルな価格でオススメである。

 

一つ欠点があるとすれば味。

 

最近のプロテインはデザートのようなものが多い中で、これは美味しくはない。

 

しかし、私は甘いプロテインが苦手なのでこれが好きだ。