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92. 痛いと痛きもの違いは?

「痛い」と「痛きも(痛気持ちいい)」の違いはどこにあるのか?

 

痛い=不安=ストレス

 

痛きも=安心=リラックス

 

つまり心の働きによって違いが生じることもあるのではないだろうか。

 

慢性的な痛みには神経伝達物質が大きく関わっていることが分かってきています。

 

俗に「脳内ホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質は60種類以上が発見されています。

 

 

脳内ホルモンとして有名なのはセロトニンですが、心の健康に深く関係していて、「幸福感、不安の軽減、感情コントロール、食欲のコントロール」など、さまざまな役割を担っています。不足するとネガティブ思考が増え、不安になったり、訳もなく悲しくなったりします(悲哀感)。たとえば、うつ病ではセロトニンが低下していることが少なくない。

 

セロトニンを増やすためには、朝日を浴びたり、運動をしたり、セロトニンの原料となるトリプトファンを含むたんぱく質を食事でしっかりとることが大切です。

 

また、興味深いことに全身のセロトニンのうち、90%は小腸、8%は血液中の血小板に分布しており、「脳にはわずか2%」が存在するに過ぎません。

 

こうやって考えると、心の健康とお腹の健康が痛み(慢性疼痛)と深く関係しているかもしれません。