雑草と共に元気に生える紫蘇(しそ)。
紫蘇って刺身のつまに使われているただの飾りのようなものだと思っていたら、調べてみるとすごいパワーを持つ食べ物だということが分かった。
紫蘇には青しそと赤しその2種類があるが、赤しそにアントシアニンという色素を含む以外はどちらもほど同じ成分を含むみたいだ。
ちなみにアントシアニンとはブルーベリーなどにも含まれていて、眼病予防の効果があるとされサプリメントなどでも売られている。
以下に紫蘇のもつパワーを挙げてみる。
・抗炎症作用
・抗がん作用
・抗酸化作用
・抗菌作用
・抗真菌(カビ)作用
・解毒作用
・抗アレルギー効果 etc.
こういった紫蘇の持つ作用・効果は千年以上もつづく漢方薬にも用いられている。
例えば、
・風邪のひき始めやうつ症状に「香蘇散」
・気管支を広げて楽にする「神秘湯」
・のどのつかえ感や不安神経症に「半夏厚朴湯」
そして身近なところでは梅干しと紫蘇のコンビ。
昔の人は紫蘇を梅を着色する目的だけでなく、紫蘇のもつ様々な作用・効用を分かっていたのだろう。
よし。雨が降る前に紫蘇を収穫しておこう。