前回は紫蘇(しその)栄養価について書いてみたが今回は「梅」。
紫蘇の相方ですね。
梅には解熱作用、胃腸の働きを助ける作用があるので、風邪を引いて熱がでた時に、梅干しをおかゆと一緒に食べるのは理にかなっている。
実際に、梅にはさまざまな病原菌(ジフテリア菌、ブドウ球菌、肺炎球菌、大腸菌、コレラ菌など)の増殖を抑制することが分かっている。
また、梅が酸っぱいのは「クエン酸」によるものだが、クエン酸の主な働きとして代謝サイクルをスムーズに回してくれること。
つまり、食事で得たエネルギーを無駄なく使えるようになることで、疲労の低減、疲労の回復を手助けしてくれるというわけだ。
その昔、武士は戦の時に呼吸の乱れと息切れを防ぐために、梅干しと甘草という生薬を練り合わせた丸薬を口に含んでいたそうだ。
夏は室温と室外との温度差が大きくなって体調を壊しやすくなります。
梅と紫蘇を食べて体調管理しましょう。
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