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130. 腹筋よりも舌を鍛えよう!

【舌トレ】

①背筋を伸ばし、両ひじをはって両手を胸の前で合わせます。

 

②舌を思いきり前に突き出してから、そのまま限界まで上へ持ち上げます。

 

※②の動作を20回~30回繰り返します。

 

前回のブログで、頸肩のコリや腰痛を抱えている人は共通して猫背(頭が前に出た姿勢)になっているとお伝えしました。

 

腰痛を予防するために腹筋運動を頑張る方が多いいですがそれはNGです。

 

繰り返しになりますが、頭が前に出ると、舌の位置が下がり「口呼吸」になります。理由は、舌で気道が圧迫されることで鼻で呼吸がしづらくなるからです。

 

口が開いたままでは体幹に力が入りづらくなり、腰を痛めやすくなります。

 

唇を閉じていれば口呼吸になっていないと言われる方がいますが、実際には舌の位置が重要です。

 

正しい下の位置を知るには、唾をゴクっと飲み込んで見てください。

 

唾をゴクッと飲み込む時、舌が上アゴにピタリと引っ付くはずです。そこが正しい舌の位置です。

 

普段から舌を上あごに付けておくように意識することが大事ですが、舌も立派な筋肉です。

 

口呼吸の人は舌の筋力も弱っていますので、鍛える必要があります。

 

腹筋を鍛える前に、まず、舌を鍛えることが先決です。