132. ぎっくり腰の原因は．．．

私も人生の中で1度だけぎっくり腰になったことがあります。

20代後半の時だったと思います。アメフトの練習中にタックルをした時、腰に違和感を感じました。

違和感はあったものの、どうにか最後まで練習をやり遂げることが出来ました。

ところが自宅に帰り着き、車から降りようとした瞬間、腰に電気が走りそこから動けなくなったのです。

実は、腰の痛みを自覚した動作はキッカケにすぎず、それよりもずっと前からぎっくり腰の黄色信号が点滅していたのに、それに気づかなかったのです。

ぎっくり腰は、1回の大きな負担によって起きるのではなく、【普段の悪い姿勢と偏った動作の繰り返しによって、腰部の筋肉や筋膜、靭帯などに微細なダメージが蓄積した結果】だと考えています。

つまり、ぎっくり腰は生活習慣が起因する疾患である高血圧や糖尿病と同じ【生活習慣病】だと言えます。