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173. 痛風になったという話

久しぶりに友人から電話がかかってきた。

 

お互いに近況報告をしていると、痛風になってしまいめちゃくちゃ足が痛かったと。

 

そんなに暴飲暴食はしてないはずなのに何でやろう??と納得いかない様子。

 

 

ということで、痛風になる仕組みをLINEで説明してあげた。

 

プリン体を含む食事を摂ることで、尿酸値が上がる。

尿酸がナトリウムと結合し針状の結晶となりる。

結晶が足の親指、足首、膝などの関節に沈着し炎症を起こす。

 

ただ、尿酸値が高くても痛風にならない人もいる。

 

体質といってしまえばそれまでですが、痛風が起こる仕組みを知れば痛風対策が分かってくる。

 

つまり尿酸とナトリウムが結合しなければ痛風は起きないということ。

 

尿酸は糖タンパクがあるとそちらと優先的に結合するので、ナトリウムとは結晶化せず、痛風にはならない。

 

ならば、体内で糖タンパクを十分に作れるようにすること。

 

それには十分な【たんぱく質】。それから糖を作るためには【ビタミンA】が必要になります。

 

ということは、たんぱく質とビタミンAが同時に摂れる【卵】を食べようにするといいのです。

 

あと、お酒を飲むときにはチーズなどをつまみにしながら飲むこともいいでしょう。

 

尿酸値が高くなる人には、体内で過剰に尿酸を作ってしまうタイプと余った尿酸を腎臓から排泄できなタイプの人がいるようです。

 

体質を知って生活習慣を見直さなければいけない年齢なんでしょうね。