「靴を履くと親指の先が痛むので診てもらえませんか?」
という相談がありました。
一見見たところ、痛むと言われるところは腫れたりしていない様子。
爪は少し巻いていますが、痛みが出るほどの巻き具合ではない。
ということは【トゲ】が隠れているはずです。
ピンセットで爪を持ち上げてみると...
ありました!!
【トゲ】
歩く時に足が靴の中で滑ると親指の先が靴に当たります。
それでトゲが皮膚に刺さって痛みを出していたようです。
特に長靴や安全靴は足が靴の中で滑りやすいので注意してください。
原因が分かればあとは簡単です。
ニッパーでトゲを切って、爪が皮膚の上に出てくるように爪を補正すればオッケー。
爪が巻き気味の方は爪の端っこが見えづらい為に、爪切りの時に端を切り残してしまいがちです。
そうならないように【深爪】には十分注意しましょう!
注)もし痛む場所が腫れて膿んでいる場合は、必ず外科や皮膚科などを受診しましょう。