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191. 乾燥

週末は雨が降る予報ですが、秋は【燥】の季節。

 

つまり乾燥です。

 

漢方では乾燥によるからだの不調を【燥邪(そうじゃ)】と呼ぶそうですが、この燥という気は「肺」とは相性が良くありません。

 

肺は乾燥に弱いですから。

 

そこで肺を燥邪(乾燥)に侵されてしまうと風邪をひきやすくもなります。

 

そんな肺のトラブルが気になる秋には『潤』の性質を持つ旬の食べ物がのぞましいです。

 

果物では柿や梨、ブドウ。野菜ではれんこん、さつまいも、やまいもなどです。

 

今シーズンはコロナ渦でマスクの着用が日常となっているので、図らずとも鼻や喉の乾燥を予防ができています。

 

大気の乾燥による肌のカサカサやかゆみ、鼻炎などの鼻トラブルも、実は根本として「肺」 が影響を受けているために現れる症状なのです。