【怒り】というのは人(動物)にとって自然な生理現象ではありますが、たびたび「キレる」ようではノルアドレナリンが出っ放しになってしまい、高血圧や糖尿病の原因となり健康を害してしまいます。
例えば、車を運転していて急に割り込みされたりします。
この割り込みされたということに身の危険を感じます。
その瞬間に脳から「ノルアドレナリン」が放出され、血液に乗ってからだ全体に満ちわたり、神経を興奮させ、血圧や心拍数を上げます。
これによって【怒り】という反応が誘発されます。
しかし、驚いたことに怒りの火付け役「ノルアドレナリン」は90秒以内に血液中からなくなっているのです。
90秒以降に怒りが収まらないのは、体調不良、寝不足、お酒、薬物によって心のブレーキが効きにくくなっているのです。
また、「左脳反応」か「右脳反応」どちらを選択するかということも90秒以降の行動は違ってきます。
どんな状況にもつねに違った見方があります。
コップに水が入っています。
コップに水が半分入っているのか、そうではなく半分空なのか。
といった具合に二つの見方ができます。
車の運転中に急に割り込みされた場合にも二つの反応が考えられます。
左脳の反応・・・苛立ちクラクションを鳴らす
右脳の反応・・・急いでいる人なのだろうと同情する
このように意識的に右脳での反応を選択することも可能なのです。
コメントをお書きください