狩猟採集時代というのは、日が昇ったら狩りに出て日が沈む前に住処に戻るというような規則正しい生活を繰り返していたと考えられます。
とはいえ、獲物を捕まえられずに何日も空腹が続いた日もあったことでしょう。
この時代に暴飲暴食、運動不足はあり得なかったはずです。
しかし、2013年のランセット(最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ)に掲載された論文にミイラ(古代エジプト人、古代ペルー人、プエブロ族、アレウト族)をCTスキャンしたところ、その多くに動脈硬化が見つかったのです。
古代の人々は動脈硬化による心臓血管系による死亡が多かったのではないかと研究者は結論づけています。
古代人は現代人と真逆のストレスもなく健康的な生活を送っていたイメージでしたがそうでもなかったです。
何事も行き過ぎは良くないですので、古代人と現代人の中間(中庸)の生活習慣がいいのかもしれませんね。
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