さて、糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素のうち、どの栄養素がもっとも体を温めてくれるでしょうか?
答えは...
1位:タンパク質
2位:糖質
3位:脂質
となります。
正確には【DIT】(食事誘発性体熱産生)といって、食物を摂取するとそれを消化したりエネルギー化したりするときにカロリーが消費され熱が発生しますが、そのDITの高い順ということになります。
それぞれの栄養素の間にどれくらいの違いがあるのかというと、タンパク質によるDITは30%と非常に高く、糖質によるDITは5%、脂質によるDITは4%です。
つまり、この寒い冬を乗り切るには毎食タンパク質をしっかり摂ることが大事なのです。
ちなみに【卵はパーフェクトなたんぱく源】なのですが、コレステロールを気にされるかたが多くいらっしゃいます。
しかし、卵がコレステロール値を上げるというのは都市伝説(大ウソ)。
ロシアの「アニチコフ」という医学者の草食動物であるウサギを使った研究が「卵がコレステロール値を上げてしまう」というきっかけをつくったのです。
人で行った実験(一日に10個の卵を2ヶ月間摂取する)ではまったくコレステロール値が上がらなかったという結果が出ています。
さすがに一日に10個の卵を食べるのはキビシイですが、わたしは一日に1~3個の卵を年間通して食べていますが健康診断でコレステロール値に異常がでたことは一度もありません。
コメントをお書きください