【違和感】といえば股関節だと思う。
女性はその傾向が強く、とくに日本人女性の多くは生まれつき骨盤のくぼみが浅く、加齢に伴って股関節が変形しやすいといわれている。
変形性股関節症といって、股関節の軟骨がすり減り、脚の付け根が痛んだり関節が動く範囲(可動域)が狭くなったりする病気がある。
叔母は50代位まではバレーボールや山登りをしたりとても活動的な人だった。その叔母が変形性股関節症と診断されとうとう手術することになった。ずっと前から股関節に違和感を感じていたが、数年前から股関節のこわばり(可動域制限)と痛みが続き悩んでいた。
股関節に違和感を感じはじめた早い段階で体のケアをしてあげていればと、、、後悔。
柔軟性というのは個人差があって、股関節が硬いから痛めやすいとか柔らかいから痛めにくいとは言い切れない。
大切なのは【違和感】を感じたら早めに体のケアをした方がいいということだ。
お尻の横に硬くグリグリとした出っ張りが触れると思う。大転子(大転子)という骨だ。
大転子には中殿筋・小殿筋・梨状筋・上双子筋・下双子筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋とたくさんの筋肉が付着していて、小さな筋肉だが協力して股関節を安定させるために重要な働きをしている。
股関節に違和感を感じている人は大転子付近を押すと圧痛がある。そこをしっかりとほぐしていくと股関節の可動域が広がり違和感が消えていく。
あと、腰部もセットで硬くなっているのでそこも重要なほぐしポイント。
変形性股関節症の国内の患者数は200万~300万人と推定されていて、女性が約8割を占める。
要するに予防が大切ということです。
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