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321. 膝の外側が痛い!!

一口に【膝痛】と言っても人によって様々なわけですが、もっとも一般的な医学的説明は、関節炎症、靭帯損傷、軟骨のすり減りが原因とされます。

 

今日整体に来られた方の【膝痛】は「しゃがむと左膝の外側が痛い」とのこと。

 

痛む場所を触れてみても腫れや熱感はありませんでしたが、左膝外側の少し上を押すと「うっ!」という圧痛がありました。【外側広筋(がいそくこうきん)】という太もも筋肉に問題がある証拠です。

 

使いすぎや、逆に運動不足、寒冷刺激などから、膝周りや太ももの筋肉にコリができて膝痛につながっていくのですが、そもそも膝痛の原因は膝そのものに原因があるわけではなく、股関節や足関節に問題があるのです。

 

今回のクライアント様は、左足首の捻挫(古傷の痛み)があり左腰~殿部の筋肉が固まっていて、歩き方も明らかにスムーズではありません。

※歩いても膝の痛みはない

 

こういった場合、膝へアプローチはもちろんですが、腰や臀部、足首へのアプローチも大切です。また、膝の内と外の筋肉のバランスを整えることも大事ですので、膝の内側(内側広筋)を鍛える必要もあります。

 

こうやって予防しておくことが「一生すたすたと歩く」ためには大切です。