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334. 球数制限の前に...

桑田真澄が高校球児の「投げすぎ」を危惧する訳

 

私も桑田真澄さんの意見には賛同します。私が子供の頃に比べれば練習方法や栄養のことなど多くの情報がアップデートされ今の子供たちを取り巻く野球の環境は良くなってきていると思う。

 

そもそも日本のアマチュア野球はほぼ全てがトーナメントでの試合だ。つまり負ければ終わり。指導者、保護者も子供たちには無理をさせてはいけないと分かっていても目先の結果を優先せざるを得ない。

 

記事の中でアメリカでは球数制限が年代別に細かく規定されそれを遵守されていると言っているが、アメリカでは日本のようなトーナメントはなく勝てば連戦といったことはほとんどない。しかも練習は毎日ではないし練習も数時間で終わる。

 

高校球児の体を壊さないためには球数の制限は必要だと思う。その前にトーナメント戦を止めてリーグ戦にする。つまり全国大会(甲子園)は廃止。野球人口は減ってきているとはいえ、ほとんどの高校野球部では試合に出れない部員が多くいる。プロ野球のように春から秋までのリーグ戦にして試合数を増やし多くの部員が試合に出れる機会を増やせば一人の選手、同じ選手達に負担を偏らせずにすむし、また新たな能力の発掘につながると思う。

 

まぁ絶対に既得権益が許さないだろうけど。