30代男性の方が足のシビレと痛みを訴えて来院されました。
具体的には左足の親指と外くるぶし付近に強いシビレがあります。
足にシビレがある言って病院で診てもらうと椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と診断されるのが大半です。
そもそもなぜシビレは起きるのか?
慣れない正座をすると脚がシビレてしまうことあると思います。
正座をすると膝下の部位で血管が圧迫され血液の流れが悪くなります。これにより、末梢神経に必要な酸素が不足します。さらに、皮膚に近い末梢神経は、体の重みによって直接圧迫を受けてしまいます。この状態を続けていると、知覚を伝える末梢神経の機能が低下し、そこに異常電流が流れ始めます。この電流こそがシビレの原因です。
じつは足(脚)のシビレは正座と同じメカニズム=酸欠なのです。
筋肉の疲労や冷え、過去のケガなどが原因で筋肉が硬くなり血流が悪化、それによって局所的なシビレまたは痛みとなって現れます。
今回はふくらはぎやスネの筋肉をほぐすことでシビレは解消しました。今後は下腿(ふくらはぎ・スネ)を冷やさないように日頃から心がけて過ごすことが大切です。
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