· 

365. 白血球のバランス

3月3日はひな祭りですが私の誕生日でもありますw

 

おかげさまで43歳を迎えることができました。これからも好奇心と探求心を忘れずに仕事に励んでいきたいと思います!

 

このブログも連続更新365回目。どうでもいい話を毎日毎日続けてきましたが、これからは少し投稿のペースを落としてブログを更新していきたいと思います。

 

ということで話は変わります。

 

 

慢性腰痛で通われているクライアントさまに血液検査の結果をを見せてもらいました。私が血液検査の結果を見る際に重要視しているのは白血球のバランス。

 

この方の白血球のバランスを見てみると顆粒球が高く、リンパ球が低いという【交感神経優位】な状態でした。

(顆粒球が78.7%↑でリンパ球が16.9%↓)

 

交感神経優位だと顆粒球が増え、逆に副交感神経優位だとリンパ球が増えます。

 

福田ー安保理論は有名ですが、両氏は白血球と自律神経の関連を証明されています。具体的には、白血球中の顆粒球にはアドレナリン、リンパ球にはアセチルコリンのリセプター(受容体)があり、顆粒球は交感神経(アドレナリン)に反応して活性化し、リンパ球は副交感神経(アセチルコリン)に反応して活性化することがわかりました。交感神経と副交感神経がバランスよく働いているときの白血球は顆粒球54〜60%、リンパ球が35〜41%という比率に保たれていると言われます。

 

つまり、このクライアントさまの慢性的な腰痛は交感神経が過度に緊張しているために血流が悪くなり痛みが長引いている可能性があります。腰痛を改善するには何よりも自律神経の乱れを改善することがとても重要となります。